いよいよ生活者の私たちのもとにも、贔屓のお店から値上げのお知らせが届くようになってきました。
私は値上げに反対ではありません。値上げどころか安易な値下げを繰り返す中で、経営者自身が楽しい事業でなくなり、後継者もおらず廃業して、結果的にいい商品・サービスが手に入らなくなる事態を経験してきました。
敬愛する中小企業の守護神 辻井啓作さんが著書の中で「個々の会社や店が意志を持って値段を上げ、それをお客さんに受け入れてもらうことが必要」と説いています。
「1割の値上げができれば営業利益は2倍になる」「条件を整え、勇気を持って値上げせよ」
値上げする社長さんはみな怖いと感じます。でもその値上げにより事業を存続させ、お客さんのためになるなら勇断しなければならないですね。
いま読みたい良書です。
『小さな会社・お店のための 値上げの技術』
『17の値上げの口実 『値上げの技術』を実践するためのヒント集』 [Kindle版]
著者:辻井啓作