明治維新の原動力となったといわれる水戸学を温ねて、水戸に行ってきました。
水戸駅からほど近い弘道館からスタート。幸運なことにボランティアガイドのご案内を受けて、深く理解することがでました。やはり現場でのインプットと質問ができるリッチさ、ありがとうございます。
水戸学は徳川光圀が編纂させた『大日本史』を源泉とする幅広い学問体系で歴史や天文学、音楽などリベラルアーツと通底するものではと感じました。
そのリベラルさが徳川御三家でありながら尊王攘夷の思想に立ち到り、一方で農民市民に感謝し大切にする考えと行動につながったのではないか。幕末、斉昭が進化させた水戸学の教え「愛民」「敬天愛人」など、松陰や西郷らを感化させたのかもしれません。
水戸の歴史や文化の厚みに感動する一方、地域経済の活性化への課題も感じる学びの一日となりました。