「信仰のイノベーション」
ご縁をいただいて善光寺参りをさせていただきました。
善光寺中興の祖 等順(とうじゅん)大僧正は江戸中後期 善光寺の貫主となったエリート僧侶。就任の次の年、浅間山大噴火が起こるや被災地に入り、食糧の調達に奔走し金銭を施し、被災者救済に尽くしました。

衆生済度の祈りの下に念仏とともに嘆き悲しむ被災者に極楽往生の証「お血脈」を授与する。御開帳も犠牲者回向の仏事としてこの時期に始まる。飢饉の時代に人々の心を平穏にするお血脈を求めて全国から善光寺に参拝者が集まるようになった。 等順は鎮護国家の仏教を人々を救う衆生済度の教えに変えた。

このたびは善光寺長老トップの村上光田大僧正に直接ご講話をいただきました。等順大僧正の志はいまも脈々と受け継がれています。軸は等順直筆の六字名号。

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